社内ネットワークの構築・維持運用管理

1) 某社では新工場を立ち上げ、一拠点の社内ネットワークの構築依頼。

SIerの選定に始まり、構築費用は本社推奨SIerの1/2以下に押さえつつ、ネットワーク仕様は実際の運用を想定して出来る限りトラブル時に早期解決可能なシステム構成にしました。SE(システムエンジニア)やコンピューターメーカーでのこれまでの経験を活かし、SIerと対等に、時に顧客優位に交渉し、SIer優位のネットワーク構築に比べ「顧客目線」で運用管理しやすい、使い勝手良いネットワークを構築しました。

2) サイバー攻撃や通信機器等のトラブルによるネットワークダウン対策

社内ネットワークは、物理的・技術的・人的な情報セキュリティ対策の考慮が大切で、運用開始して4年経過しますが、サイバー攻撃や通信機器等トラブルによるネットワークダウンはありません。安定したネットワーク品質を維持しています。

3) 来訪者がWiFiを利用できるよう環境整備

社内ネットワークの安全を担保しつつ、来訪者がWiFiを利用できるよう、来訪者の利便性も考慮してWiFi環境を整備しました。

4) 顧客要望による「技術試験」「最終立会検査」をオンラインで開催

製品情報の流出対策から製造現場でのWiFi利用は禁止にしています。しかし、現在コロナ禍にあり、製品最終納品先による顧客技術試験、顧客立ち合い最終(出荷)検査などオンラインでの実施を希望されるケースが増えています。WiFi環境を持たない現場でも無線ネットワークを利用して、ITコストをかけずに顧客要望に応えられるよう環境を提供し、問題なく顧客試験・顧客検査が完了しました。 

※現行の「セキュリティ対策」に掲載された写真を「4」を、上記「4) 顧客要望による「技術試験」「最終立会検査」などオンライン対応」で使用する。